子どものアンティーク着物の柄ってとってもかわいいですよね。今にはない色合わせとか、大胆な柄とかとってもステキです。
女の子の着物
女の子の銘仙のアンサンブルは羽裏がステキ
アンティークの銘仙、女の子用のアンサンブルです。
肩上げがないので13歳くらいの女の子用だと思います。
赤茶と黒の三角の模様がモダンです。
どんな女の子が着ていたのかと、想像してしまいます。
お稽古ごとに行くときにでも着ていたものでしょうか?
粋な柄です。
かわいいのは羽裏、朱赤の牡丹にピンクの菊、葉っぱのミントグリーンの平絹。
昔の羽織りは、羽裏がとってもステキなものが多くて、すごくおしゃれだったんだんですね^^
子ども用の着物といっても、正絹が使われているので、光沢もあります。
子どものピアノの発表会用とかのドレスにリメイクしても、個性的でステキなのができると思います。
大人用ではないので、サイズが小さめに感じますが、アンサンブルですので、解くと大人のブラウスとスカートが作れるくらいはあります。
個性の強い、アンティーク着物の柄に合うデザインを考えるのも楽しいと思います。
御所車に牡丹が華やかな綿の着物
綿素材でツヤはないですが、落ち着いた華やかさがある着物です。
綿なので扱いやすく、リメイクに良いと思います。
正絹の船や動物、お花の女の子の着物
未使用のようで、広袖のまま肩あげも腰上げもされていません。
女の子の着物ですが、面白い色柄だと思います。
船やヘリコプターにうさぎやあひる、それから遊園地やラジオでしょうか?
もしかして未使用なのは、親御さんがよかれと思って仕立てた着物を女の子が、『赤かピンクの着物がいい!』とだだをこねたのかもしれませんね^^
お母さんがアンティーク着物で、娘さんも一緒にこんな着物を着るととってもステキだと思います。
メリンス(モスリン)の女の子の着物
長期保管で虫食いがみられる、ウールの着物ですが、リサイクル着物なのにタグ付きでとても状態が良いものを見つけて、つい買ってしまいました^^
一つ身の小さいサイズです。
朱赤に鶴や梅の古典柄がとっても華やかです。
この着物は飾っておくのもステキだと思います。
外国の方へのプレゼントにも喜ばれそうです。
男の子の着物
古典柄に兜とかの柄がかっこいい男の子の着物
左側は男の子用の袖なしで、綿が入っています。
発色がキレイな綿素材です。
富士山に松、馬や鶴、おめでたい柄が満載です。
腹掛けだけの男の子、少し成長して、兜を掲げた男の子の絵も良いです。
何とも言えない、微妙な色のグリーンに兜や矢羽がプリントされています。
格子模様も良い切り替えになっています。
手さわりの良い平絹がつかわれていて手持ちのカーキ色の張りのある平絹を合わせて、何か作れるかとも思いますが、以外や以外、この一つ身の着物だけで、女性用のプルオーバーが作れるかもしれません。
縦横に生地をうまく配置してチェレンジしてみようと思います。
紫の地に草色や茶がポイントにつかわれています。
日本の伝統柄に、紗綾形(さやがた)をくずしたような柄に格子がリズミカルです。
これも平絹です。やはり手触りが良いです。
私が一目ぼれしたのは、鷹が金の刺繍で縁取られた、男の子のお宮参りの掛け着です。
夏場の絽で、とても上質です。
現代の掛け着のデザインとちょっと違っていて、よくまとまっています。
これを買ったお店の店員さんは、飾ったらどう?っておっしゃってましたが、私はこれをぜひプルオーバーにリメイクしたいと思っています。
後身頃は黒無地の絽をあわせるか、あるいはバックプリントで。
昭和レトロな動物柄の着物
草色にワンちゃん、リス、ひよこがプリントされた、昭和レトロなプリントです。
素材はウールで、残念ながら虫食いが多々あります。
着物ではないですが、昭和レトロな動物の布団側、残念なことに結構シミがあります><
こういった感じのレトロ柄のレプリカ生地も販売されていますが、なかなか、古い感じは出ないので、当時のものを好まれる方も多いと思います。
カネボウプリントのロゴが入っています。