グラフィック社の「和のドール・コーディネイト・レシピ」19ページのドール用着物を参考にして、ブライスの着物を作られた作品を紹介します。この本にはミディブライス、ブライス、バービーと3サイズの着物の作り方が掲載されています。
子ども用の着物をリメイクしてブライスの着物を作りました
参考にした書籍:「和のドール・コーディネイト・レシピ」
着物、小物作りから、ヘアアレンジまで (Dolly Dolly Books)
※初版は間違いが多く、下記で詳細を確認されてからの作成をおすすめします。
お詫びと訂正:和のドールコーディネイトレシピについて
19ページのドール用着物がとってもかわいかったのでそれを元にブライスの着物を作りました。
人形用の着物を作っている職人さんが昔の子供の着物を解いた生地を古布として販売されていたので、それを購入して使用しました。
絹の布を使ったため、アイロンをうまく使うことができず、ヘラを使いながら手縫いで作りました。
綿の生地などに比べて折り線がつけにくく、また着物を縫うこと自体になれていないので、初めは手縫いをするのも戸惑いました。
おはしょりをあらかじめ縫い上げる作り方だったのですが、人形に着せてみたりしながら微調整をするのが難しかったです。
裄の長さも縫い代の取り方でずいぶん違いました。
半襟は襟の部分に縫い付けるように書かれていましたが、後からコーディネイトできるように、スナップボタンで取り付けました。
「和のドール・コーディネイト・レシピ」のおすすめポイントは?
着物、帯、袴、羽織、足袋、髪飾りなど、この本一冊でひととおりのドール用和装小物が作れます。
他の本格的なドール用の着物は難しくてあきらめましたが、型紙もありますので、洋服のような感覚で作れるところが良いです。
縫っていて感じたのですが、正絹の生地を手縫いするときは、断然絹糸の方が縫いやすいです。
着物や帯の作り方は慣れればいろいろアレンジもできると思います。
帯に関しては文庫結びや片蝶結び、お太鼓などバリエーションが載っているのでいろいろ作ってみることができます。
髪型のアレンジもあります。
ドールのサイズもミディブライス、ブライス、バービーと3サイズあります。
見本写真が豊富で写真を見ているだけでも楽しいです。
和裁をしたことがなく、着物の知識がない人でも楽しんで作れますし、着物の各部位の名称を知ることができたり、勉強になると思います。