神奈川県の骨董市でかなり大規模なやまと古民具骨董市と、50~80店舗と比較的見やすいトツカーナ骨董市をご紹介します。どちらも着物や帯が100円、300円とかなり安価なものから高価なものまで様々です。
神奈川県のやまと古民具骨董市は300もの出店で掘り出し物も
毎月第3土曜日に開催される、神奈川県大和市のやまと古民具骨董市に行ってきました。
「日本一を目指します。」のキャッチフレーズ通り、約300の出店と圧巻の店舗数です。
品数も多く、見ごたえがあります。着物や古布が100円~高額なものたくさんありました。
やまと古民具骨董市は、大和駅の両側、東西に延びる東側プロムナードと西側プロムナードに300もの出店があり、かなり見ごたえのある骨董市です。
早朝6時からの開催です。
私が行ったのは午前9時頃で、たくさんの人でにぎわっていました。
まず目についたのは、リサイクル着物の山。
ブルーシートの上に行李が置いてあって、そこに様々な着物が山積みされていました。
値段は一律1000円で、普通に着れるのもありますし、リメイクするのにもよさそうです。
すでに、人が手に取られているものをみるとステキなのがたくさんありました。
常連さんもいらして、わからない生地の質について聞くと、丁寧に教えてくださいました。
着物一律1000円で販売されているところは、他にもありました。
中には、着物、古裂が1枚100円~のところもあり、詰め放題もやってました。
掛けてあったものでとてもおもしろい柄だと思ったのが、メリンスのアンティーク長襦袢。
昭和初期でしょうか、その当時の台所に立つお母さんと子ども。
音符もプリントされています。
もちろん質の良い着物もあって、普通に買うと高価な大島紬ですが、表が桜、裏が縞と粋な昼夜帯も9000円と手ごろなお値段でした。
新潟の十日町紬もグレーの濃淡でとても粋な柄でした。
白っぽい格の高い帯を合わせるとステキ!
証紙のついた大島紬も3000円でありました。
こいのぼり5000円や、前掛けが1000円、帯揚げが300円、帯締めが詰め放題300円他、柿渋や藍染等の古布、古裂たくさんありました。
陶磁器や一門張りのカゴ、その他古道具もありました。
藍染のお皿も結構みかけました。
やまと古民具骨董市では、そこにいらっしゃるお客さんも、リサイクル着物や古布等をリメイクされた服を着ている方が多かったです。
外人のお客さんも結構いらっしゃって、カラフルな子ども用の着物を手にされていました。
私がその場にいたのは2時間ほどで、お店の半分も見れてないくらいだと思います。
本当にお店が多いので、一度見た後休憩して、もう一度見るくらいが良いかと思います。
お手洗いは、駅にありますし、ローソンやファミリーマートもあります。
駅からすぐですし、古布やアンティーク着物を探すのであれば、一度出かけてみる価値ありです。
【「男性の方でやまと古民具骨董市に行かれた方の感想です。】
神奈川県のやまと古民具骨董市で絽の着物を買いました
私が持っている、絽の子ども用の着物に合わせたいと思い、リメイク用の絽の着物がないかと探していたところ、絽の黒い着物を400円で見つけました。
ピンクの絽の着物も買いました。
大好きな麻の葉に百合や撫子が描かれています。
あとは、アール・デコの帯地を半幅帯に仕立てたもの、薄い平絹で3.8mと短く、元々昼夜帯(腹合わせ帯)だったものだと思います。
解いたのでプルオーバーにでもリメイクしようと思います。
500円均一の着物や帯の山積みの中から、黄色で透け感のある一重を買いました。
骨董市あるあるで、私がその着物を手に取って見ていると、「それ、麻よね。丈夫でいいなじゃい。」なんて
声をかけてくる方も・・・
内心私は、「いやいやコレ、麻の手触りじゃないし。」
と思ってました。
家に帰って、袖をひっくり返して、端っこを切りとって燃やしてみました。
ん~、やっぱり正絹だ、これは。
なんだかわからなかったので、twitterで質問してみたところ、親切に教えていただきました!
この麻と見紛うような、
シャリ感のある正絹が何と言う織物なのか、どなたかわかる方、おしえていただきたいです🥺#古布 #kimono #antique pic.twitter.com/r1vjx6UrVP— Miko☆古布 (@MikoKohu) 2019年5月19日
ってことで、この黄色い節のある着物は、夏銘仙でした。
@yuzukisakeさん、ありがとうございました^^
神奈川県横浜市のトツカーナ骨董市はアンティーク着物やリメイク服も多数
神奈川県横浜市戸塚駅で毎月第4日曜日に開催されるトツカーナ骨董市に行きました。
トツカーナは戸塚駅西口から直結のショッピングモールで、その7階の駐車場で骨董市が開催されます。
雨天も開催されていて、天候を気にすることなくお買い物が楽しめます。
トツカーナ骨董市は、出店数50~80で大規模ではありませんが、アンティーク着物や古布が手ごろな価格で出品されていて、結構見ごたえがあります。
やまと古民具骨董市ほど混んでいないので、商品は見やすいです。
朝9時から開催されていて、私が行ったのは9時半を過ぎた頃です。
お客さんはちらほらいる感じで、そんなに混んでるいる感じではなく、見やすかったです。
出店数は50~80と多くはないですが、古布やアンティーク着物は結構出店されていました。
価格は300円~1000円のものが多数あって、リメイク用やお稽古用等の普段着を探すのには、とても良いと思います。
色とりどりの古布、古裂も100円からありました。
リサイクル着物は、きちんと畳んであってテーブルに並べてあるものは1000円、ハンガーにかけてあるもので、3000円、5000円のものが多数ありました。
300円でブルーシートに山積されている着物もあって、買い物かご二つに山盛りで購入されている方もいらっしゃいました。
古布をリメイクして、洋服に仕立てたものも多数販売されていました。
藍染が多かったです。
リメイクのオーダーのお店もありました。
一門張りのカゴ、山ぶどうのカゴバッグ、古道具や藍染の器等も見かけました。
神奈川県のトツカーナ骨董市で袋帯と小紋を買いました
私は、くすんだピンクの綿の袋帯、サファリ柄っぽい紬、孔雀柄の小紋を買いました。
どれも、すごく個性的な柄です。
ピンクの帯は帆布に近く、そのまま一重で、くたっとしたレザーハンドルでもつければ、すぐにトートバッグができそうです。
価格はなんと3点で700円^^
男物の紬の羽織も買いました。
茶系の紬を何枚か組み合わせて、ワンピースを作ろうと思います。
羽裏でも、トップスくらい作れるかと思います。
他にも、粋な縦縞のお召しがありましたが、手持ちが増えてきたので、今回はやめておきました。
絣:所々かすれた様な模様を織りだした織物ですが、大変にきれいでつい買っていきたくなりました。
つまみ細工:古布の端切れを使って作られていました。やはり魅力的で特に女性へのプレゼントに良いかなと思いました。
羽織:着物の上に着るものですが正月にちょいと羽織っていくのもおしゃれだと思いました。
袱紗:他家に着物で訪問するときにちょっとしたおしゃれなグッズになる気がしました。
安価な着物:外国人が行列を作っていた。日本観光の土産物に買っていくみたいでした。外国の知人へのお土産に良いかもと思いました。